※ 本記事にはプロモーションが含まれます
AI導入支援会社に相談する際、「何をどう伝えればいいかわからない」という悩みは非常に多いです。そこで重要になるのがRFP(Request for Proposal=提案依頼書)です。本記事では、AI導入プロジェクトに最適化されたRFPの書き方と、すぐに使えるテンプレートを紹介します。
📋 目次
RFP(提案依頼書)とは?
RFPとは、AI導入支援会社などのベンダーに対して、自社の要件を整理して提示する文書です。RFPを用意することで、的確な提案を受けられ、複数社の比較が容易になります。
RFPを作成するメリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 提案の質が上がる | ベンダーが正確に要件を理解し、的確な提案ができる |
| 比較が容易 | 同じフォーマットで複数社の提案を比較できる |
| 社内合意形成 | RFP作成のプロセスで、社内の認識が統一される |
| 費用の透明性 | 要件が明確なため、見積もりの精度が上がる |
| スケジュール管理 | プロジェクトの全体像が可視化される |
AI導入RFPに必須の7項目
1. 会社概要・背景
ベンダーに自社の状況を正確に伝えるための基本情報。
記載すべき内容:
- 業種、従業員数、年商
- AI導入を検討するに至った背景
- 過去のIT/DXプロジェクトの経験
2. 解決したい課題
RFPで最も重要なセクション。課題は具体的に記載します。
| ❌ 曖昧な記載 | ✅ 具体的な記載 |
|---|---|
| 業務を効率化したい | 月間200時間の請求書処理を自動化し、80%の工数削減を目指す |
| 品質を改善したい | 外観検品の不良見逃し率を現在の5%から1%以下にしたい |
| 顧客対応を改善したい | 夜間・休日の問い合わせ対応率を100%にしたい |
3. 期待する成果・KPI
プロジェクトの成功基準を明確に定義します。
- 定量的KPI: コスト削減率、精度向上率、処理時間短縮率
- 定性的KPI: 従業員満足度、顧客体験の改善
- ROI目標: 投資回収期間(例: 12ヶ月以内)
4. データ環境
AIプロジェクトでは、データの状況が成否を決めます。
記載すべき内容:
- 利用可能なデータの種類と量
- データの保存形式(CSV、DB、紙帳票等)
- データの品質状況(欠損、重複の有無)
- 個人情報の有無とセキュリティ要件
5. 技術要件・制約
システム面の制約を明確にします。
- 既存システムとの連携要件
- オンプレミス or クラウドの希望
- セキュリティポリシー
- 社内のIT人材の有無
6. 予算・スケジュール
| 項目 | 記載例 |
|---|---|
| 予算 | 総額500万〜1,000万円(PoC含む) |
| PoC期間 | 2026年5月〜7月(3ヶ月) |
| 本格導入 | 2026年8月〜12月 |
| 運用開始 | 2027年1月〜 |
7. 提案に含めてほしい内容
ベンダーからの提案に必ず含めてほしい項目を明記します。
- 技術的アプローチ(使用するAI技術・フレームワーク)
- プロジェクト体制(担当者のスキル・経験)
- 類似案件の実績・事例
- 費用の内訳(コンサル費、開発費、運用費を分離)
- リスクと対策
- 導入後のサポート体制
RFPテンプレート
以下のフォーマットをコピーして、自社の状況に合わせて記入してください。
`
【AI導入 提案依頼書(RFP)】
■ 発行日:
■ 発行元:
■ 提出期限:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 会社概要
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・会社名:
・業種:
・従業員数:
・年商:
・事業概要:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- プロジェクト背景・目的
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・背景:
・解決したい課題:
・期待する成果:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 要件
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・対象業務:
・データ環境:
・技術的制約:
・セキュリティ要件:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 予算・スケジュール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・予算:
・希望スケジュール:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 提案に含めてほしい内容
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ 技術的アプローチ
□ プロジェクト体制
□ 類似実績
□ 費用内訳
□ リスクと対策
□ 導入後サポート
`
RFP作成時の3つの注意点
1. 「ソリューション指定」しない
「画像認識AIを導入してください」ではなく、「検品の精度を上げたい」と課題ベースで記載。ベンダーが最適なソリューションを提案できるようにしましょう。
2. 複数社に同じRFPを送る
最低3社、できれば5社に同じRFPを送り、提案内容を比較検討しましょう。異なる視点からの提案を受けることで、最適なパートナーを見つけられます。
3. 社内のキーパーソンを巻き込む
RFP作成は、経営層・IT部門・現場の3者が参加して進めましょう。片方だけの意見だと、導入後に「こんなはずじゃなかった」となるリスクがあります。
まとめ
AI導入のRFPは、プロジェクト成功の第一歩です。本記事のテンプレートを活用して、自社の要件を整理し、最適なAI導入支援会社を見つけてください。
AI導入DBでは、RFP送付先としておすすめのAI導入支援会社を比較できます。まずは3社に相談してみましょう。
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